小学校受験の対策には家庭教師がおすすめ!その理由をご紹介します

幼児教育を重視する方が多くなった現在、小学校受験を考えている家庭も多いです。しかしいざ受験させようと考えた時、何をすればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事は、小学校受験を考えている方に向け、必要な準備や対策などについてご紹介します。
小学校受験とは
小学校受験とは、小学校に入学するための試験や面接を受けることを指します。
小学校受験は大きく「国立」と「私立」に分けられます。主に以下のような違いがあります。
運営主体の違い
国立の小学校は、国立大学の付属小学校がほとんどです。大学での教育研究を実践する場として、小学校が付属しています。
私立の小学校は、私人が作った小学校です。学校ごとに校風や建学の精神などを尊重しています。基本的に公立の学校とは異なる教育が行われていることが多いです。
授業料の違い
国立の小学校は、公立と同じく授業料が要りません。
私立の小学校は私人が運営しているので、運営を生徒や卒業生が支える仕組みとなっています。そのため年間で数十万~100万ほどの授業料が必要です。
試験時期の違い
私立と国立では、試験の時期が異なります。たとえば東京の場合、私立の試験日は11月1日であることが多いです。
その後、11月の最終週から12月の中旬にかけて国立の試験が行われます。
試験スタイルの違い
小学校受験では、ペーパーテスト、製作課題、運動課題、口頭試問などが行われます。
国立と私立では上記の試験については同じですが、面接のスタイルが異なります。
私立は親子で面接を受ける場合が多いですが、国立の場合は保護者と面接することは少ないです。学校によっては子供がグループになっているところに面接官が来て、そのまま話を始めることもあります。
小学校受験の内容
小学校受験で主に以下のような試験が出題されます。
ペーパーテスト
小学校受験でよく行われているのがペーパーテストです。数や図形の問題、行事等に関する問題など、学校ごとに異なる問題が出題されます。
高校受験や大学受験などと違い、常識に対しての理解力やマナーに関しての問題が出されることもあります。
行動テスト
グループで他の子供と一緒に課題を達成できるか見る試験です。同じ行動テストでも、遊びの中でどんな行動をするのか見るテストもあれば、集団行動そのものを見るテストもあります。
運動テスト
走ったり、スキップしたりなど運動テストを行う学校もあります。またマット運動などを取り入れている学校もあります。
さらに運動能力だけでなく、安全を考えた行動ができるか、先生の指示を聞けるかなどもチェックされます。
面接
私立の場合、親子で面接を受けることが多いです。どのような考えを持っているのか、どんな点を重視して子育てを行っているのかなどを質問されます。
小学校受験の対策方法
小学校受験を考えているご家庭は、どれくらい前から準備をすればいいのでしょうか。ここでは小学校受験の対策方法についてご紹介します。
準備時期
私立の場合、年中さんの春か夏くらいに志望校を決め、夏以降に準備を始めるのが良いとされています。
国立の場合は、年中から年長さんに上がるくらいに始める方が多いです。
ただし早ければ早いほどしっかり準備ができるので、受験をすると決めたら早めに準備を始めましょう。
日常生活での対策
小学校受験で先生にチェックされるポイントは、日常生活でも身に付けることができます。
たとえば普段から自分のことは自分でさせるなどです。
整理整頓や出かける前に準備など、自分でできる部分を自分で行うことで「なぜそれが必要なのか」を理解できます。
またお手伝いなども有効です。洗濯物をたたんだり、新聞を取りに行ったり、お風呂を洗ったりなど、子供が「やってみたい」と思ったことは教えてみましょう。
「これは難しいだろう」と決めつけず、どんなことでもチャレンジさせてみることが重要です。
ただし刃物や火を使う料理などは危険なので、「なぜ危険なのか」を教えることが大切です。
家庭教師の利用もおすすめ
「家庭だけで小学校受験の準備をするのは不安」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが家庭教師の利用です。家庭教師は受験に関する豊富な知識を持っているので、効率的に試験対策ができます。
また家庭教師のメリットとして、「一人ひとりに合わせることができる」という点が挙げられます。子供の成長や苦手分野は一人ひとり異なります。家庭教師なら子供の成長や得意不得意に合わせて、対策を取ることができます。
また小学校受験では、保護者も面接を受けることがあります。家庭教師に面接についての相談をすることで、安心して試験に臨めるでしょう。
まとめ
小学校受験はまず受験する小学校を選ぶところから始まります。国立も私立もそれぞれの特徴がありますので、通いやすさや授業内容、環境などを考えて何を優先するかを考えましょう。
また小学校は6年間通う大事な場所です。親の気持ちだけでなく、子供も納得した学校を選びましょう。
また家庭だけでの受験対策に不安があれば、家庭教師の利用がおすすめです。家庭教師は小学校受験の知識を豊富に持っていますので、安心して任せられるでしょう。
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