苦手科目を克服する方法は?嫌いな科目でも得意科目に変える方法

成績を上げるためには苦手科目の克服が欠かせません。苦手科目は「理解できない」ことが続くことにより、勉強自体が嫌いになってしまう可能性もあるため早めの対処が必要です。
本記事では、苦手科目を克服して得意科目に変える方法をご紹介します。
苦手科目が生まれる要因
勉強を続けていると、少なからず苦手科目ができてしまう子供も多いです。特に小学生は、国語や算数、社会、近年では英語やプログラミングなど覚えることがたくさんあり、苦手科目・得意科目が生まれてしまいます。
さらに苦手科目が生まれる要因には以下のようなものが考えられます。
理解できないと思ったらそのままにする
一度「理解できない」「面倒くさい」と思う問題に直面したら、解けないまま放置してしまうこともあります。解けないから放置する、するとさらに理解できなくなりその科目が嫌いになるという悪循環に陥ってしまいがちです。
できないと思い込んでしまう
一度苦手と思い込んでしまうと「どうせできないから」と思い込んでしまい、やる気が出なくなってしまう可能性があります。
さらに苦手意識があるため長時間集中力が続かず、やる気のないまま勉強を続けようとすると勉強自体が苦痛になってしまうこともあるでしょう。
得意科目のように高得点が取れないから
「苦手科目は勉強しても得意科目のように高得点が取れない」と悩む人も多いです。得意科目と同じような得点が取れないことに悩み、それなら勉強しなくてもいいのではと思ってしまいがちです。
苦手科目は得意科目と同じ時間勉強しても、なかなか高得点を取りづらいものです。そのため一気に高得点を狙うとしても難しいでしょう。
苦手科目を克服する方法
ここでは苦手科目を克服するポイントをご紹介します。
なぜ苦手意識があるのか原因を探る
まずは「なぜその科目が苦手なのか」という原因を探りましょう。
たとえば、国語は得意だが算数が苦手の場合、「そそっかしいので計算問題が苦手」という面があるかもしれません。その場合は、そそっかしく慌てがちな面から直していく必要があります。
また基礎を理解しているかどうかも重要なポイントです。基礎を理解していないと応用問題に対応できず、さらに解けない問題が増えてしまいます。苦手科目はまず基礎を理解することで、苦手意識を減らせるでしょう。
このようにまずは原因を探ることで、克服する方法が見つかりやすくなるでしょう。
分からないポイントを絞る
苦手な原因がはっきりしたら、次はどこが分からないのか、どこでつまずいてしまっているのかを見極めましょう。
自分でもどこが分からないのかを見極めるのが難しかったら、親に聞いたり先生に聞いたりすることが大切です。自分が苦手なポイントを理解できたら、次はそのポイントを重点的に復習します。
苦手科目を一から勉強するよりも、苦手なポイントの克服から始めた方が、短時間でも効率的に勉強できるでしょう。
少しずつ勉強を進める
克服したいと思っていても、苦手科目は勉強自体がつらいと考えている人も多いでしょう。
そのためまずは5分程度の短い時間から始めてみたり、最初の5問だけ解いたりなど、少しずつ勉強を進めます。
ポイントは1日少しずつでも毎日勉強を続けることです。1日5分でも5日間続ければ25分、10分できれば50分勉強したことになります。
慣れてきたころに徐々に勉強量を増やしていけば、苦手科目に対する抵抗感をなくしていけるでしょう。
小さい目標を達成していこう
最初から高得点を目指すなど大きな目標を立てると、達成できないときに落ち込んでしまう可能性があります。
まずは小さな目標を立ててそれを達成していくことを重ねましょう。
たとえば、「その日授業で聞いた問題を解いてみる」「今日読んだ文章を音読してみる」など
小さな目標なら達成しやすく、モチベーションを維持しながら勉強を進められます。
慣れてきたら、その日に解く問題数を増やしたり、勉強時間を増やしたりしましょう。
どんな小さな目標でも達成していくことを続ければ、それが自信につながります。
集中できる環境を作る
勉強をするときにはできるだけ集中できる環境を作りましょう。たとえ得意科目でも集中できなければ効率よく勉強できないのに、苦手科目ならなおさらです。
たとえば、自分の部屋にゲームや漫画などの遊び道具があればつい遊びたくなってしまいます。できれば勉強中はスマートフォンも見ないよう工夫しておきましょう。
物が気になるなら日ごろから部屋を片付けておくことも大切です。
まとめ
勉強科目が増えるほど、苦手科目が出てくるのは避けられません。大事なのは、できないと思い込んで放置してしまうことです。苦手科目を克服するためには、まずは「なぜ苦手なのか」という原因を見つけましょう。そしてその原因を克服するためにはどうしたらいか考えることが大切です。
また最初から高得点を目指さず、少しずつ勉強量を増やしていけば無理なく克服できるでしょう。
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