オンライン家庭教師には種類がある!学生家庭教師とプロ家庭教師の違いは?

オンライン家庭教師では多くの講師が在籍していますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
また授業の内容も、受験対策や試験対策など、さまざまな種類に分けることができます。
本記事では、オンライン家庭教師の種類や指導内容の種類などをご紹介します。
オンライン家庭教師の種類
オンライン家庭教師の種類には、主に「学生家庭教師」と「プロ家庭教師」があります。
それぞれの特徴とメリット・デメリットは以下の通りです。
学生家庭教師
学生家庭教師は、大学に通いながらアルバイト等で家庭教師を行っている人を指します。
学生家庭教師のメリットは、子供と年齢が近いため「親しみやすい」と感じやすいこととされていることもあり、大学の雰囲気や勉強方法など「学生のリアル」を伝えてもらえます。
また、プロの家庭教師に比べて費用が安いケースが多いです。
自分と年が近い先生に教えてもらいたい人、最新の授業の体験談を聞きたい人などにおすすめです。
ただし、経験の豊富なプロ家庭教師と比較すると、指導力は劣る面があります。
また受験情報などに詳しくない教師も多くいます。
プロ家庭教師
プロ家庭教師は、長年家庭教師を行っている人が多いため、学生家庭教師と比較して指導力が高いのが特徴です。
受験情報や試験対策についても多くの情報を持っているため、的確な情報を得たい場合におすすめです。
また指導の経験が豊富なため、勉強の指導だけでなく、メンタル面でのサポートも期待できます。
プロ家庭教師は、指導の経験が豊富なため「成績が伸びない」「勉強がうまくいかない」といった相談にものってくれるでしょう。
確実に成績を伸ばしたい人や、最適な学習プランを提案してもらいたい人に向いています。
デメリットとしては、学生教師と比較すると料金が高くなります。
また人気の講師の場合、予約が取れない可能性があります。
家庭教師の契約方法の種類
家庭教師の契約方法には「個人契約」と「家庭教師会社を通じた契約」の種類があります。
個人契約
個人契約とは、講師本人と契約するタイプです。
仲介手数料を含まないため、費用を抑えることができます。
ただし、仲介業者を挟まないということは契約が自己責任となるため、トラブルに注意が必要です。
家庭教師会社
家庭教師会社は、家庭教師派遣を専門とする会社です。
企業の面接をクリアした教師のみ所属しているため、質の高い指導を受けられるのがメリットです。
また学習者と講師の間に「会社」という第三者がいるため、万が一トラブルがあった際にも対処してもらいやすいでしょう。
ただし仲介者が入るため、個人契約よりも費用は高めになりやすいです。
オンライン家庭教師の指導の種類
オンライン家庭教師の指導内容には、受験対策や試験対策などがあります。
ここでは主な指導の種類をご紹介します。
受験対策
中学受験・高校受験・大学受験の指導を行うコースです。
希望の科目に応じて、受験の指導を個別に対策してくれます。
また志望校に合わせてオーダーメイドの指導を受けられる場合もあります。
試験対策
定期試験の対策を行うコースです。
定期試験のポイントを重点的に指導してくれます。
また各学校の傾向別に、短期間での成績アップを指導しているのが特徴です。
勉強指導
勉強の方法や習慣が分からない小学生向けのコースです。
早い時期から自宅で勉強するクセをつけることで、学びや知識を増やすことに意欲を持つ人に育ちます。
苦手科目克服
苦手科目を克服するべく指導してくれるコースです。
数学、国語、英語など、苦手な科目は一人ひとり違います。
苦手科目は早いうちから克服しておくことで、勉強の効率を上げられるでしょう。
学校の授業サポート
「学校の授業についていけない」と悩む人向けのコースです。
学校の勉強を復習したり、授業の予習をしたり、勉強の習慣をつけて授業についていけるようにサポートしてくれます。
また基礎が分かっていないと、授業についていくのが難しい場合もあります。
学習者が理解していない基礎部分を重点的に補習し、基礎力を身に付ける指導をしてもらえます。
幼児向けコース
考える力を伸ばすためには早期の基礎学力が大切といわれています。
身の回りの環境から知識を吸収できるように、講師との会話や教科を通して「理解すること」や「伝えること」を伸ばせるように指導してくれます。
不登校学生のサポート
不登校の生徒の立場に立った指導が受けられるコースです。
学習面だけでなくメンタル的なサポートを受けられるのが特徴です。
まとめ
オンライン家庭教師にはさまざまな種類があり、まずは学生家庭教師かプロ家庭教師かを選ぶ必要があります。
費用が安い講師を選ぶのであれば学生家庭教師、指導の質の高さを重視するならプロ家庭教師がおすすめです。
また指導方法も受験対策や試験対策など、さまざまな種類がありますので、自身や子供に合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
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